モリンガ：オレイフェラ（わさびの木・マルンガイ）2.5号ポット

北インドやフィリピンで多く栽培される奇跡の木、モリンガ。最近は塊根植物としても注目されています。1年で数メートルになる驚異の成長力を持っています。約90種の栄養素を持つ健康植物として食用に栽培され、葉、実、花、茎、根など余すところなく利用できます。温暖化対策・食糧支援などさまざまな分野で注目を集めています。薬の木、アジアンスパイスとも呼ばれるモリンガ。
葉にはホウレンソウの4倍近いビタミンCを含み、ビタミンA、カリウム、鉄分、カルシウム、タンパク質も豊富なハーブです。葉や新芽花や実も食べられます。スープの薬味や、カレー、チャーハンなどに利用します。熱を加えると辛味がなくなります。花は香水の原料としても使われ、塩漬けにして桜茶のようにフラワーティーとして利用できます。若い鞘（豆）は高級食材として扱われています。また、リクガメなど草食爬虫類のためのエディブルペットプランツとしても注目されています。
寒さに弱いので、栽培は初夏～秋が中心となりますが、3ヶ月で170cmも伸びる成長の早さですので、伸びた枝葉を随時切り取ってご利用いただけます。

学名	Moringa oleifera
タイプ	ワサビノキ科の非耐寒性常緑低木
樹高	3～5m
日照	日向むき

栽培方法：
なるべく日当たりのよい場所で育ててください。有機質に富んだ土を好みます。例として、赤玉7：腐葉土3に元肥を施してください。6～9月は固形肥料を与えてください。鉢植えでの栽培は剪定調整を行うことで、樹高を抑えることができ、樹形も整えることもできます。夏は40度近くの高温でも元気ですが、冬季は5度以上必要です。冬季は室内の暖かく明るい場所で管理し、水を極力控えてください。葉は落ちますが冬越しでき、春になるとまた葉が出てきます。

収穫・利用方法：草食爬虫類の食事について
研究の進んでいる犬猫などの動物と違い、特に草食傾向の強い爬虫類は人工飼料と水のみで健康的に天寿を全うできる「完全栄養食」がとても少ないため、栄養価など性質を考え、食事のバリエーションを増やしてあげることが大切になってきます。
モリンガは植物の中でもトップクラスの栄養価を持つため、食事バリエーションに加えてあげることで非常に有用です。ただ、栄養価が高いため、モリンガ単体での食事メニューを長期間続けると脂溶性ビタミン過剰によるリスクが考えられるため、天然の栄養剤として、少量をメニューに加えてあげるのがおすすめです。

6号（直径18cm）ポット入りの苗、樹高約50cm前後、管理上の剪定を行っており葉はついていない状態となります。樹高は変動することがあります。写真は成長開花時のイメージです。