ヒムロットはタネ無しブドウ。自然な状態で種無しの実になる珍しい品種です。1粒7g前後とやや小粒のマスカットのような実ですが、果実は大変美味しく、酸味は控えめで甘みがあり、さっぱりとした風味です。皮が薄いので皮ごと食べることもできます。成熟期が早く、デラウエアと同様8月上旬には収穫できます。果肉が柔らかく実が落ちやすいので市場にはほとんど出回らず、家庭果樹ならではの味が楽しめます。
タイプ:ブドウ科の耐寒性落葉樹(つる性)
植付け最適期:11~12月、3~4月
開花:6月~7月
収穫:8月上~中旬
日照:日向むき
受粉樹:不要(自家結実性)
仕立て方:棚仕立て、垣根仕立て、棒仕立て
用途:庭植え、鉢植え(5号鉢以上)
栽培方法:
日当たり・水はけのよい場所が適しています。地植えの場合はなるべく深く穴を掘り、有機肥料を元肥えとして施して植え付けます。鉢植えの場合も同様になるべく深い鉢を選んで植えてください。植え付け後は3~5芽を残し、地際から30cmくらいのところで切戻し、支柱を立て、枝を誘引して止めつけます。仕立て方としてはまっすぐの棒に巻きつけるように上方に伸ばす棒仕立て、またはぶどう棚や垣根に誘引する仕立て方があります。鉢植えの場合はあんどん仕立てにすると良いでしょう。
肥料は3月と収穫後に速効性化成肥料を、11~12月に、緩効性有機肥料などを施します。
チッソ肥料が多すぎると葉ばかり茂って実がつきにくいのでご注意ください。
開花数日前の6月下旬に花房を整理します。開花終了後10~14日で摘房をして葉5~8枚あたり1花房にします。摘房後は込んでいる部分の果実を取り除く摘粒をします。少なめにしたほうが順調に生育します。
花後に結実した実には袋かけをして、病虫害や鳥害から守ります。
収穫期になったら熟した果房から順に収穫します。
剪定は12月~1月に、前年に伸びた新梢を2~3芽残して切り戻してください。
落ち葉や剪定枝などを根元に残すと病気の原因となりますので、清潔に保ってください。
4~5号(直径12~15cm)ポット入りの挿木苗です。結実開始は2~3年後からとなります。樹高は多少前後します。夏以降は葉が傷んだ状態、冬から春先は落葉状態となります。
※1年生苗は鉢上げして時間が経過していないため、枝数や小根が少ない場合がありますが、生育に問題はありません。植え替え後は、水やりを定期的に行ってください。
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