栽培ガイド

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花つきをよくするには

「肥料をあげているのに、ちっとも花が咲かない」というご相談をいただきました。
肥料は内容によって効き目が違うので、注意が必要です。
苗用の肥料は、成長に適した窒素成分の多い構成になっているものが多く、枝葉を伸ばすのには良いのですが、かえって花つきを悪くしてしまうことがあります。
花時になったら肥料の切り替えをしましょう。

市販の肥料は、袋の裏にチッソ・リン酸・カリの3要素がどのくらいの割合で入っているか、が表示されています。(ちなみに、一般的な化成肥料はこの要素がほぼ同率です)。
花をつけさせるのはリン酸なので、成分表示をよく見て、リンの割合が高い肥料を選びましょう。花つきをよくする」といううたい文句で出ているリン酸肥料商品もあります。
あるいは、実もの野菜の肥料や、単体では骨粉もリン酸の多い肥料です。