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小球根のネット植え

原種系など小さな球根草花が人気です。ムスカリやスノードロップ、アネモネブランダ、原種系チューリップ、シラーやフリチラリアなど。球根自体も小さくて、直径1、2cm程度のものもあります。

こうした小球根の栽培でたいへんなのは花後の球根の掘り上げ。地上部が枯れてからの作業なので、小さな球根はどこにあるのかわからなくなってしまったりします。

そこでおすすめなのが、植えつけの時にネットを使う方法です。
ミカンのネットや、プラスチック製のカゴなどを用意してその中に植えつけます。
根が網目の外に伸びますので、4ミリ程度の網目のものがいいです。植えつけ場所に大きな穴を掘ってネットやカゴを置き、土を半分くらい入れて球根を並べ、上から土をかけて地面と同じ高さにします。球根の品種によって最適な深さがありますので、予め確認しておきましょう。
植えつけた後の網の縁がちょうど地面すれすれの高さになるように調整します。
1つのネットに球根は1種にしておくと、掘り上げの際に品種がわからなくなることもないですよ。そして、掘り上げの際には網の縁をもって引っ張り上げるだけですみますので、とても手軽です。