栽培ガイド

イタリアンパセリ

イタリアンパセリの種を直まきする場合は、5月のあたたかくなってからにします。
パセリは18~20度が生育適温なので、春まきの場合は梅雨に大きく育ちます。その後の夏の暑さと湿度には弱いので、今の時期は生長がとまってしまいます。日が強く当たらない涼しいところで休ませ、少し涼しくなるまで様子を見てみてはいかがでしょう。10月になっても生長が見られないようであれば、これから秋(9月下旬~11月初め)も種まきシーズンです。

パセリは移植を嫌うのですが、本葉2~4枚ぐらいの幼苗なら大丈夫なので、確実に苗を育てるには、やはりポットまきがおすすめです。小さなポットに種をまき(2号ポットに3~5粒)、好光性種子なので覆土はほんの少しします。発芽するまでは乾かないようにビニールなどで覆います。
発芽したら重なったところは間引き、本葉2~4枚のところで定植します。

せっかく発芽したものが大きく育つように株間はしっかりとります。6号鉢で3株ぐらい。プランターなら、10センチ間隔が目安です。

香りのよいパセリ。やわらかくおいしい葉っぱは虫たちも大好物。元気に生長し始めたら、虫たちに目を光らせることもお忘れなく!