丈夫なアカボシャクナゲとピンク花の西洋シャクナゲを交配して生まれた新しい品種。樹姿がコンパクトで、葉は照葉で密に茂り、丈夫で花付がよく家庭での栽培に適しています。毎年よく咲く品種です。花は蕾のときは淡いピンクですが、開花すると徐々に白くなり、満開時は純白になります。花型が極めてよく、きれいなボール型に見えます。大輪でブロッチ(斑点)が少なく、すっきりした花です。花弁に光が当たるときらきらと真珠のように輝く光沢があり、たいへん美しい花です。またシャクナゲには珍しくよい香りがあるのも特徴です。白花の美種は少ないので、今後白花シャクナゲの代表品種と成るものと思われます。
暑さや病気に強く、暖地でもよく育ちます。庭植え、鉢植えどちらにも適し、樹高は10年で約1mに育ちます。樹形は剪定しなくても形よく調います。農林水産省品集登録申請中。
シャクナゲはツツジと同じく、約800種もあるといわれるロードデンドロン属で、日本には古来から豊富な自生種があります。そのほとんどが高山や寒冷地で育つ品種のため、かつては栽培が難しいとされていました。最近、品種改良により耐暑性が高まり、一挙に強健花木となり、現在は庭園樹、街路樹や公園樹としても多く利用されています。花色が豊富で、開花時には大変豪華な花が楽しめます。
タイプ:ツツジ科の耐寒性常緑低木
樹高:4m
開花期:4月~5月
栽培適地:東北地方以南
植え付け適期:9~11月、2~4月
栽培方法:
植えつけ適期は秋または春です。蕾付きの苗はなるべく花が咲き終わってから植え替えます。
植え場所は日なたでもよいのですが、強い日光や西日が避けられる場所の方が生育が良くなります。大きな落葉樹の下や家の東側が最適です。
庭植えの場合、根は空気を好むので土に鹿沼土や腐葉土をタップリと混ぜ込み、盛り土をして高植えにします。根鉢の周りを1/3ほど崩し、周りの土になじむようにします。植え付け後水をたっぷりと与えます。大きな木の場合は支柱をします。その後は、土が乾くようであれば1~2週間に一度たっぷりと水を与えます。2年目以降はほぼ水やり不用です。
鉢植えの場合、用土は鹿沼土6割、パーライト1割、ピートモス3割の混合か、花木用の培養土が適します。小苗を植える場合、1年目はマグァンプKを用土1リットル当たり1g混ぜると早く成長します。水やりは、鉢土が乾いたら与えるようにします。暑い時期に与え過ぎると根腐れを起こすので注意してください。
肥料は10月と2~3月の年2回与えます。油粕7:過リン酸石灰2:硫酸カリ1の混合が最適ですが、リン酸とカリの多い配合肥料でもOKです。
梅雨時と9月の長雨の頃に葉に病気が出ることがあるので、ダコニールやダイセンなどの殺菌剤を散布して予防します。春から夏にかけて毎月1回オルトラン粒剤を株元にまくとほとんどの虫が予防できますが、ハマキムシは手で捕殺します。
咲き終わった花はすぐに花の付け根からカットします。タネが付くと、新芽の生長が遅れ翌年の花が付きません。すぐに枝先から新芽が出ますが、新芽の数が多すぎると花が付きにくいので、間引いて2~3本にします。特に木が若いうちは有効な方法です。
植え替えは花後すぐか、または10月~早春に行います。鉢植えの用土はピートモス2、硬質鹿沼土小粒6、パーライト1、川砂または庭土1がおすすめです。庭植えなら花後はなるべく避け、秋か早春に行います。
3.5号(直径10.5cm)ポット植えのメリクロン苗、樹高約15~20cmです。樹高は多少変動します。開花は来年以降となる場合があります。写真は成長・開花時のイメージです。
■10月中旬~10月下旬頃のお届けの予約販売です。
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※ 「生産者・メーカー直送」「第二配送センター」の記載のある商品のみの場合や、金額が条件を満たしていない場合はカート画面にプレゼントの選択は表示されません。
「10月中下旬予約」カテゴリ以外の商品とはご一緒にご注文いただけませんが、予約受付終了後に通常商品資材(苗及び資材一部不可商品有)の追加を承る期間を設定する予定です。
一部、2ポット以上からの受付の商品がございます。
予約注文受付は2024年10月8日(火)午前7時まで、お届けは10月中旬~10月下旬頃の予定です。受付締切後にお届け日のご案内をいたします。お届け日指定はお受けできませんが、曜日や時間帯のご指定は承ります。
品種・作柄によりお届け時期が変更になったり、お届けできなくなる場合がございます。