クレロデンドルム：ウォリキー3.5号ポット

クレロデンドルム・ウォリキーは、インド・ヒマラヤ原産の低木で、クラリンドウ、グレープバニラ、タガヤサンとも呼ばれます。秋から初冬にかけて、緑色がかった白い蝶のような小さな花を房状に下垂させる美しい植物です。花序が20～30cmと大きいので見ごたえがあります。花後にはガクが赤く色づき、黒い実がつきます。ある程度耐寒性はあり暖かい地域では戸外で冬越しでき、花壇などにも植えられます。やや寒さに弱いので、一般平暖地以北では鉢植えで栽培し、冬季は室内で管理します。小さいうちは支柱がなくても自立しますが、大きく育ってきたら支柱を立てると形よくまとまります。放任すると枝が長く伸びてしまうので、花が終わったら剪定してコンパクトな株姿をたもつようにしてください。この苗は促成栽培のため、今年は自然環境下よりも早く咲き始め、10月半ば頃に花が終わる場合があります。

学名：Clerodendrum wallichii
科名：クマツヅラ科クサギ属の半耐寒性常緑小木
耐寒性：鉢植えで冬は屋内（5度以上）の明るいところに置く。
樹高：1～2m（放任栽培の場合）
開花期：9～11月（自然環境下での開花期）
日照：半日陰むき

栽培方法：
鉢植えで栽培します。春から秋は戸外で管理し、冬は室内にとりこみます。乾燥を嫌うのでご注意ください。日光を好みますが、強い直射日光には弱いので、夏は半日陰となる場所が適しています。成長が早く、暖かい季節は枝が勢いよく伸びて株姿が乱れるので、剪定は花後に行いますが、花が終わって2か月後くらいから花芽が作られるので、それ以降は枝を切らないようにします。 冬の寒さには若干弱く、寒さにあたると落葉することがあります。冬は室内で管理をします。暖かい地方では戸外の南側の軒下などで越冬差せることもできます。肥料は春から秋の生育期に緩効性化成肥料を適宜与えてください。

3.5号（直径10.5cm）ポット入りです。写真は開花時のイメージです。