栽培ガイド

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カルーナ ブルガリスの育て方

日当たりの良い場所で栽培し、植え付けは赤玉土4、ピートモス3、バーミキュライト3の配合土、または市販の培養土を使用してください。葉を楽しむ品種は日当たりの悪い場所では鮮やかな葉色の変化が期待できません。日照は十分与えますが、盛夏には高温を避けるため半日陰の風通しの良いところで管理して下さい。耐寒性はきわめて強いのですが、冬の冷たい寒風が常に当たる所では傷むことがあります。乾燥に耐えることができますが、乾燥状態が長く続くことは嫌いますので、十分な水分を与えます。特に冬は水分を保つようにしてください。水あげは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。肥料はあまり必要としません。春と秋に緩効性肥料を与えてください。過湿、多肥にすると根腐れを起こしやすくなります。

土壌は他のツツジ科と同様で、酸性土を好み、肥沃すぎると成長が早くなり枝がばらけ易くなります。いったん花が咲いた部分の枝には葉は出ませんので、花後に花がらの下よりもさらに少し下でドーム型に全体を切るように剪定して下さい。枝先を全て切り、下から枝を分岐させるようにすると、形が崩れずこんもりとよく茂った株になります。

成長に合わせて2年に1回程度、3月下旬ころに一回り大きな鉢に植え替えます。