栽培ガイド

レシュノウルティア(初恋草)の育て方

初恋草は、オーストラリア原産(乾燥地帯)のLechenaultia(レシュノルティア)という、低木性花木から育成したパステル系の花色が豊富な園芸品種です。ひとつひとつの花は15~20mmくらいの大きさで、群れ飛ぶ小さな蝶のように株をおおって可愛らしく咲きます。開花期は10月から5月頃まで、品種により開花期が少しずつ異なります。

管理のポイント:
日当たりを好み加湿を嫌います。
梅雨時に雨に当てないこと、春から秋はできるだけ日にあてることが大切です。
移動ができる鉢植えやコンテナガーデン、ハンギングバスケットに向きます。
マイナス5度に耐えますが葉が落ちてしまいますので、直接霜に当たらない室内やベランダ、玄関のポーチ等に置いてください。
光が十分当たるような場所、暖房が入っていない、光がよく入る明るい窓辺が一番好きな場所です。
水あげは土の表面がかわいたら、花や葉に水がかからないように株の周りに土に直接与えます。冬に気温が低い時期は、必ず天気の良い日の午前中に与えます。受け皿に水をためたままにすると根が傷むので、たまった水は捨ててください。
花がらをこまめに摘みとると、すぐ下のわき芽がまたつぼみになって長い期間咲き続けます。
肥料は緩効性肥料を春から秋にかけて2ヶ月に1度施します。

植え替え:
株の大きさに比べて鉢が小さく、水をかけてもすぐに乾いてしまうような時や、鉢の中に根がいっぱいなった時は真夏や真冬以外に植え替えます。
植え替える場合の鉢は、お届け時の鉢より1サイズ大きいものを使います。大きすぎる鉢は水はけが悪くなります。用土はピートモス(2~3)、軽石(2~3)、腐葉土(1)の混合土で、元の根鉢(鉢から抜いた状態)を外側1/3位ほぐして新しい用土が根になじむように植え付けます。 植え替え後はたっぷり水をかけて1週間くらいは半日陰で養生させます。新しい根が動き出すのを確認して液肥(1000倍)をときどき施します。