栽培ガイド

最終更新日:2025/06/18

ネオレゲリアの魅力

ネオレゲリアの魅力


鮮やかな葉色が周年楽しめる観葉植物・ネオレゲリア。パイナップル科の植物・ブロメリアの仲間です。
硬い葉を放射状に広げる株姿となります。パイナップルの頭についている放射状に広がる葉をイメージするとわかりやすいです。
南アメリカの熱帯地域周辺に自生し、鮮やかな葉色が魅力です。愛好家が多く育種交配がすすみ、現在は3000種以上があると言われます。
葉の縁にトゲがあるものが多いですが、葉が幅広のもの、細いもの、色も赤、オレンジ、黄色、グリーンなどトロピカルカラーが豊富で、他の観葉植物にはない独特の株姿とカラーが楽しめます。生育すると葉の中心に花を咲かせ、開花時には、葉もさらに色あざやかになります。

集合画像



管理方法
鉢植え栽培で、基本的に屋内で管理します。
生育適温は10度以上で、5度以下になると枯れてしまうので注意します。
陽の光が当たると鮮やかに発色するので、室内の明るい窓辺が適しています。秋~冬はしっかりと日に当てますが、冬の夜間は窓辺が冷えるので屋内の暖かい場所で管理します。真夏の直射日光は葉焼けすることがあるので避けてください。
水やりは株元の土が乾いたらしっかり与えます。また、春から晩夏の生育期は、葉の中央のくぼみ(タンク)に水を入れておきます。このタンクから水分や養分を吸収します。タンクの古い水が滞留すると腐ってしまうので、水やりの際は水を入れ替えるようにタンクにたっぷりと水を流し込みます。また、生育がストップする秋から春は水をためないようにします。
肥料は春から晩夏の生育期に、月に1回程度、液肥を与えます。

タンクに水をさしているところ


ネオレゲリアの開花は通常6月から10月頃ですが、その株の一生に一度のことです。
開花した株は徐々に枯れてしまいますが、開花する頃には根元やランナーに子株が発生するので、その子株を育てて殖やすことができます。
子株の葉が5枚以上になったら根元から切り取り、水苔などを使って植え付けます。

子株がランナーや株元にできている株

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