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柑橘(カンキツ)類

柑橘類として利用されているのは、ミカン亜科植物のうちカンキツ属、キンカン属、カラタチ属の3属で、カンキツ属はインド東部、キンカン属とカラタチ属は中国中南部が原産地とされています。自然交配や突然変異によりさまざまな種が分化し日本に伝えられ、さらに品種改良等により、多くの栽培品種が育成されています。育てやすく初心者にもおすすめの果樹です。

栽培適地


日当たりと排水のよい場所を好み、強い風や潮風があたらない温暖な地域が適しています。品種により違いがありますが、おいしい果実を生産するために必要な温度要求量の目安として、年平均気温で12〜18℃以上、低温障害によって枯死などの被害が出る目安として、冬季の最低気温で-7〜-3℃以上が、栽培適地の目安です。
一般にユズやカボス、温州みかんなどは、ある程度寒いところでも栽培可能です。

植え穴の準備(地植え)


植え場所を選び、苗木入手の1〜2週間前に直径80cm、深さ50〜70cm程度の植え穴を掘ります。掘り上げた土の半分に腐葉土や油かす、または完熟堆肥をよく混ぜ穴に戻し、その上に混ぜていない土をかぶせます。土壌や堆肥が酸性の場合は、苦土石灰も加えてpHを矯正します。

植え付け



ポット苗、即席ポットは植えつけ直前に苗をポットから抜き、根を軽くほぐします(植え付け適期に植え付ける場合のみ。適期以外はポットの土を崩さないように注意しそのまま植えます)。株を支え、地表面より少し高く土盛りして軽く周囲を踏み固め、水をためられる溝(水鉢)を円状に掘ってたっぷりと水を流し入れます(土ぎめ法)。
2mほどの支柱を立て、苗木を紐で結んで支えます。30cm程度の高さでよい芽を選び、その上5ミリくらいのところで切り返します。

鉢への植えつけ


6〜8 号鉢に赤玉土6・腐葉土3・川砂1の用土、あるいは市販の培養土を準備します。植えつけ後、たっぷりの水を与えます。支柱を立て、鉢の高さと同じくらいの高さのところでよい芽を選び、その上5ミリ程度のところで剪定します。2、3週間後、固形の有機質肥料を鉢の周囲に埋め込みます。

植えつけが終わったら、乾燥防止と保温のために根元に敷き藁や腐葉土を乗せてマルチングしておきましょう。

施肥


花芽の発芽、発育、春枝の伸長などを目的とした春肥と果実肥大、春枝の充実を目的とした夏肥、花芽分化の促進や耐寒性を高めるための秋肥を行います。

仕立て方


一般的には、三本主枝の開心自然形に仕立てます。植付け時に切り返して発生した側枝から、二年目に接木部上方15cmくらいにある強い枝を第一主枝とし、その上部に候補枝として数年間は数本の枝を残し、最終的に3本くらいにします。それぞれの主枝に外側に向かう枝を2〜3本配置します。
成木の剪定は、側枝の整理を主体とし、3月ごろに弱めに行います。実の成り年には、適宜新梢を切り返して、翌年の結果母枝となる発育枝を多く発生させます。

摘果


生理的落果の終わる6〜7月に行い、病害果や品質が悪くなりやすい、果柄の極端に太い果実を摘果します。

柑橘類の生育相と主な作業暦


※カレンダーの上側はキンカンの生育相を、カレンダーの下側はカンキツ属の生育相を表しています。新梢・成長モデルは、ウンシュウミカンのデータを参考にしています。

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