トケイソウ(パッションフラワー)はブラジル原産のつる性宿根草です。花の形が時計の文字盤のように見えることから名づけられました。たいへん品種が豊富で、さまざまな色合いの美しい花を咲かせるため、園芸種としても交配が盛んです。
生育旺盛で、巻きひげでフェンスなどにからみつきます。大きな花が長期間にわたって咲き続け、花形の面白さが魅力です。
パッシフロラ ビクトリアは、園芸品種。
淡赤紫色の花で、花径は10~12cm、開花期は5~6月と9~10月です。
耐寒温度は0度までです。
学名 | Passiflora x violacea'Victoria' |
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タイプ | トケイソウ科の半耐寒性半常緑性宿根草(つる性) |
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耐寒温度 | 0度 |
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開花期 | 5~6月、9~10月 |
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花径 | 10~12cm |
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栽培方法 :
よく日のあたる場所を好みます。鉢植えにして、春から秋は戸外で、冬季は明るい室内で育ててください。
つる性なので、アーチやトレリス、鉢植えの場合はあんどん仕立てなどにして、つるをからませ、ビニールタイなどで止めてください。こまめに誘引するとつるがうまく登っていきます。
水切れに注意して育ててください。鉢植えの場合は特に夏場は乾かさないように管理します。
春から秋は2ヶ月に1回根元に緩効性肥料を置き肥します。
新しいつるに花芽をつけるので、開花がひと段落したらつるを浅く切り戻してください。わき芽が伸びて花が増えます。
毎年2月に、余分なつるや弱ったつるを剪定し、元気の良いつるを60~90センチ残します。
ハダニ、アブラムシ、カイガラムシがつくことがありますので、薬剤などで早めに駆除してください。
挿し木で殖やせます。春先に混みすぎた枝などを切り戻します。
お届けする株は、5号(直径15cm)鉢あんどん仕立てです。
写真は成長時(開花時)のイメージです。
生育状況により、出荷時に枝を切り戻してお届けする場合がありますので、ご了承ください。