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マンションのベランダで手軽に堆肥づくり

堆肥つくりというと、大きなコンポストを置けるお庭のスペースがないと難しい…と思いがちですが、マンションのベランダで小規模に、手軽に作る方法もあります。春から秋は気温が高いので発酵がはやく、堆肥作りにチャレンジしやすいのでやってみてくださいね。

材料は土と容器、生ゴミや切り取った草花などの材料の3点です。
土は必須ですが、鉢植えなどの古土で大丈夫です。
容器はしっかり蓋のできるポリバケツがいいですが、ごく小規模にするなら牛乳パックも使えます。
作り方は、容器に古土を入れ、同量くらいの生ゴミ等の材料を入れ、よく混ぜて蓋をします。これを容器がいっぱいになるまで毎日たしては混ぜていき、いっぱいになったらぴったりと蓋をして涼しい日陰においておきます。生ゴミはよく水を切っておくことがコツ。臭いが気になったり、小さな羽虫がわいたりする場合は土を多めに入れれば大丈夫です。剪定した枝や雑草などを材料にする場合はなるべく小さく切ると発酵が早まります。早ければ2~3週間で全体が真っ黒な土になり、堆肥が完成します。

できあがった堆肥はしっかりしたビニール袋などに移して口を閉じ、保存します。使う時は新しい用土と混ぜて用いましょう。