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8月の作業:刈りこみ

暑いので庭仕事はおっくうになるのですが、草花も伸び放題になって姿が乱れたり、雑草が繁って見苦しくなりがちな季節です。早朝の涼しいうちに、お手入れしましょう!

まずペチュニアやバーベナは茎が伸びすぎてきますので、根元から1/3位を残して切り戻します。いっぱい花が咲いているものを切ってしまうのは抵抗があるんですが、ここは思いきってやりましょう。すぐに脇芽が伸びて枝数も増え、こんもりと美しい形で花を咲かせるようになります。切り取った枝は花を摘んで挿木すれば、秋までにはまたきれいな花を咲かせます。同じく、育ちすぎてしまったコスモスやジニア、サルビアも切り戻して美しく整えましょう。コスモスも挿木できますよ。

ハーブの中でも最も暑さに弱いラベンダーはこの時期に根元数センチを残して刈りこみをします。上手に夏ごしをさせるのが一番大切なポイント。熱くなるコンクリートの上に直接鉢を置かないようにし、日中は半日陰になる場所に移したり、日除けをするなどして、涼しく管理してくださいね。

夏の作業は日よけ対策を万全に。日除け帽、長袖のシャツ、長ズボン、長めの作業手袋など、肌を出さずに装着しましょう。庭仕事はうつむき加減の作業が多いので、意外に首の後ろや肩が日焼けします。タオルや襟のあるもので保護しましょう。黒っぽい作業着は日にあたるとあっという間に熱くなるので白っぽいものを着るといいですよ。こまめに水分を取って、熱中症などにも気をつけて!