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ドイツすずらん

ドイツすずらんは日本の野生種・日本すずらんに比べ、花が大きく芳香が強いのが特徴です。群生させるとより清々しさが際立ちます。開花は4月中旬~6月中旬です。

定植は11月上旬から4月中旬がベストです。
ポット苗の場合は、土をなるべく崩さないように庭や鉢に植え替え、水遣りします。元肥は不要です。春先、芽が伸びる頃になったら、緩効性肥料を少量づつ与えます。
保水性のある肥沃な土地で、日向~半日陰にしてください。あまり暗いと花つきが悪くなりますので、ある程度日のあたる場所に植えます。強健なので栽培はいたって容易。地下茎を伸ばして殖えていきます。
そのままでもふえ広がって行きますが、株分けで増やすことも可能です。
株分けは定植後3年目くらい経てから行ってください。11月ころ地上部が枯れたら根元を掘り起こし、自然に分けられる場所で根を丁寧にほぐすように分け、植えなおします。

鉢植えの場合は、年内は戸外に出して寒気に当てた後室内に採りこむと、早くて2月上旬には花が楽しめます。切花としても楽しめますが、有毒ですのですずらんを挿した花瓶の水を間違って飲んだりしないよう、気をつけてください。