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手作りのシード・テープ

シード・テープってご存知ですか?
種をテープの中に均等に挟み込んだもので、テープごと庭や畑に埋めこむと、むらなく平均に種まきができる、というもの。
ごく細かい種を上手に均等にまくのって結構難しいですよね。そういう場合にはとても便利です。
特に移植のできない野菜、蕪や人参、レタス、ラディッシュを畝にまっすぐ、均等に育てたい場合、それから細かい種の草花で、なるべく間引きを少なく、均等に育てたい場合にはおすすめです。

シードテープで販売されている種もあるのですが、自分で簡単に作ることができます。
材料はトイレットペーパーと霧吹き。トイレットペーパーを真っ直ぐに広げ、適当な長さで切り、霧吹きで全体を湿らせます。次に中央にすじ状に種を並べます。白い紙の上なので、ムラなく並べることができます。上下からペーパーを三つ折りにして種を包み、細いテープ状にします。
しばらくそのままにして乾燥させてできあがり。

種まきの際は好みの長さにペーパーを切って、均等な間隔に埋めこみましょう。トイレットペーパーは自然に土に帰りますから、そのまま苗を育てることができますよ。