栽培ガイド

木立性セネシオ(ペリカリス)桂華(けいか)

 落合成光氏が育種した木立性セネシオです。桂華は、富貴菊とも呼ばれる情緒豊かな花です。咲き進むほど豪華・華麗に、そして日本の持つ伝統的な優しさ、美しさを世界に伝える植物です。

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特徴

 寒さに非常に強く、雪や霜に当たらなければマイナス2~3度でも育ちます。
生育はとても旺盛で、開花しながら大きくなります。大鉢で仕立てると5~6月には 株張りが1mにもなり、開花輪数も100~200輪と、見事な株になります。
 また、花持ちが抜群で、1つの花がおよそ1~2ヶ月も咲き続けます。
 咲き終わった花のすぐ下で切り戻しをすれば、約1ヶ月後に再び花が咲き、切り戻しを繰り返すことにより、6月ごろまで何度でも花を楽しむことができます。
 花色のものをお届けします。花色や花形にはバリエーションがありますので、ご了承くださいませ。写真は一例です。複色の場合もございます。
     
  • 植物分類 キク科ペリカリス属
  • 学名 Pericallis×Hybrida
  • 園芸分類 多年草
  • 花径 3~9cm
  • 草丈 20~90cm
  • 株張り 15~90cm


管理方法

 寒さに強い冬の植物です。開花中は、日当たりの良い、涼しい場所へ置くと長く楽しむことができます。直接、雪や霜に当てない限り0度位でも育ちます。
 低温に強い反面、蒸し暑い夏場を苦手とします。夏場の高温下には、蒸れを防ぐため、株元から5cmのところで切り戻しをし、風通しを良くします。また、建物の北側などの涼しい場所に置きます。
 土の表面が乾いてきたら水をやってください。鉢皿に水を溜めないで下さい。根腐れの原因になります。暖かくなってくると良く乾きますので注意してください。
 開花期には、ハイポネックスなどの液肥を1000倍に希釈して1週間毎に与えます。液肥は、色が鮮やかで、大きな花の生育を促します。
 アブラムシ、ハモグリバエ、スリップスの害を受けることがありますので、殺虫剤で 防除します。また、夏場の高温期にはウドンコ病が大敵となるので、できるだけ風通しよく管理し、アミスター、パンチョ、サンヨールなどの薬剤を散布します。
 生育の旺盛な植物ですので大きくなったら春と秋に大きめの鉢に植え替えます。