植物とガーデン用品の通販サイト【園芸ネット】本店
どなたでも購入頂けます
5月のお手入れ特別編~母の日に感謝を込めて
アメリカのフィラデルフィアで、1905年5月9日(日)、アンナ・ジャービスという女性のお母さんが亡くなりました。アンナは、生きているうちにお母さんに感謝の気持ちを伝えたかったと痛切に思ったそうです。生前、教会の日曜学校でお話をしていた彼女のお母さんを偲び、亡くなった翌年に教会へ集まった信者達。そこへ、アンナがお母さんの好きだった白いカーネーションを持って現れ、亡き母に捧げたのです。 このエピソードが起源となり、その後「生前にお母さんを敬いましょう。」という活動が広がり、アメリカ議会で毎年5月の第二日曜日を「母の日」と制定することが決まりました。
日本でもキリスト教関係の団体が中心となって広め、特に戦後は、未亡人会などが生産したカーネーションを資金作りのために販売したなどのこともあって広まって行きました。また、製菓会社がキャンペーンをはじめて、全国的に行事として広がっていったようです。
アンナ・ジャービスのお母さんが好きだったカーネーションですが、一方では、十字架にかけられたキリストを見送った聖母マリアが流し、落とした涙の後に咲いた花がカーネーションだったという言い伝えもあり、母性愛の象徴ともされています。
いずれにせよ、お母さんをうやまい、感謝の気持ちを伝える大切さは、今も昔も変わっていません。どんなプレゼントを贈っても、その思いは伝わります。
...とはいっても、喜んでもらい、長く楽しんでもらえるほうがやっぱりうれしいですよね。
今年はお母さんにどんなプレゼントを贈りますか?
切花のアレンジメントも素敵ですが、楽しめる期間が短いのが残念ですね。
それではカーネーションの鉢植えを。
とはいえ、毎年毎年カーネーションの鉢植えばかりが増えていってもつまらない。そんなとき、お母さんが喜んでくれるのが一番なら、カーネーションにこだわらずとも、母の日の季節、きれいなお花はいろいろあります。
ギフト用の鉢植えではなく、もっと本格的なプレゼントがしたい。というかたには、作業用のエプロンやこれからの季節に重要な日よけ用の帽子などのグッズも、ちょっと気の利いた贈り物になりますね。ご自分ではなかなか買う機会を逸してしまうものは、余計に喜ばれることでしょう。