栽培ガイド

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元肥をあげましょう

冬の間はほとんどの植物が休眠しているのですが、庭の樹木や植えたままの宿根草などにはこの時期に元肥をほどこすと、これから1年間の活力源になってくれます。
外は寒いんですがここはがんばって、晴れた日に作業してみましょう。

気温が上がって植物の根が成長を始めたときに、ちょうど伸びる根の先端で栄養分を吸収する、というイメージで、植物の株元から少し離れた位置に浅く溝を掘り、堆肥や腐葉土、発酵牛糞、骨粉、油かすなどの緩効性有機肥料を入れて埋め戻します。

量の目安ですが、庭木なら堆肥や腐葉土をバケツ1杯、牛糞以下をカップ2杯分くらいと多めに。
宿根草は堆肥や腐葉土をスコップ1杯、その他を片手に2握りくらいです。
寒いので多少やりすぎても肥料が腐ったりすることもなく、これをやっておけば、あとは花後のお礼肥えなど品種ごとの成長に応じて速効性の液肥を与えるだけでほとんどOKです。