栽培ガイド

プランターで野菜作り

プランターでも簡単に作れて、しかも収穫期間が長い野菜をご紹介します。初心者の方におすすめの品種をピックアップします。

小松菜、ロケット、サラダ菜などの青菜類
プランターに培養土を入れ、平らにならして種を薄くまき、うっすら土をかけます。種は1袋に沢山入っていますが、ほとんど年間を通していつでも種まきできるので、3週間ほど空けて種をまけば切れ目なく収穫できます。水を切らさないよう注意して、日の当たる場所で育てましょう。芽が出て成長し始めたら、混み合っているところから少しづつ間引いて利用します。
青菜類は、生育途中からずっと収穫し続けることができるので、身近な場所で育てるのに向いています。肥料は、生育途中に少しだけ、化成肥料などをまきます。
成長が早いので、種まきから2ヶ月くらいで立派に育ちます。

モロヘイヤ
カルシウムやビタミンが他の野菜の数倍、というスーパー緑黄野菜です。
独特のぬめりがあって、おひたしや汁の実においしいですよね。強健で育てやすい野菜です。エジプト原産で寒さには弱いので、ゴールデンウィークを過ぎて十分暖かくなった頃に種まきし、日当たりのよい場所で育てます。本葉が3、4枚出たら、1つのプランターに2本くらいに定植します。よく育つので、週1回程度、化成肥料や液肥を与えます。
40cmくらいになったら中心の芽を摘心すると、わき芽が沢山伸びてきます。
1株で1m近くに成長し沢山枝葉をつけます。この葉を順次摘み取って利用しますが、次々に伸びるので、2、3株あれば夏中、十分収穫できます。
同じように、岡ひじき、つるむらさき、チマサンチュウも摘み取って長く収穫できる野菜です。

ミニトマト
4~5月が露地栽培での種まきの適期。培養土に肥料を多めに入れて種をまき、日の当たる場所で育てます。成長してきたら支柱を立て、ビニール紐で倒れないよう固定します。
次々に実をつけますが、肥料が切れないよう、こまめに追肥するのがコツ。わき芽はかきとって花芽だけを残します。乾燥させすぎると葉ダニがつきやすいので注意してください。