栽培ガイド

ハイビスカスの栽培方法



苗木で入手した場合は、植えられているポットよりも1~2回り大きな鉢へ植え替えてください。
市販の培養土または赤玉土6:腐葉土3:堆肥1の用土を使用し、緩効性化成肥料を混ぜて植えつけます。
5月から9月までは戸外の日当たりのよい場所に置きます。ただし日本の高温多湿の夏はあまり得意ではないので、日中は涼しい日陰に置くと真夏でも花を楽しむことができます。
夏の間は水を切らさないように注意して、1週間に1度液肥を規定倍率に薄めて与え、2ヶ月に1度緩効性固形肥料を3個ずつ施してください。
生育期を通してアブラムシ類が発生します。アセフェート粒剤など、浸透移行性の殺虫剤を鉢土の表面に散布すると防除できます。
9月中旬以降涼しくなってきたら、また日当たりのよい場所に移動します。
10月になったら室内のよく日のあたる場所に移しますが、よく生育して大株になってしまった場合は、室内に取り込む前にすべての枝を葉を2~3枚残して剪定します。あるいは、9月ころに挿し木で苗を作り、株を更新してください。