栽培ガイド

野菜栽培のコンパニオンプランツ

一緒に育てると互いの成長を助ける植物の組み合わせをコンパニオンプランツ(共生植物)と呼びます。病虫害を予防し、農薬や化成肥料の使用を抑えるといった大きな利点があるので、試してみてください。よく知られている組み合わせをご紹介します。

バラやトマトの根元にチャイブ
地中のカビによって発生する病気の予防に、ネギ科の植物が有効です。ニンニクやニラでもOK。

里芋とミツバ
里芋は根元の乾燥に弱いので、植えつけの際に周囲にミツバの種を播いて一緒に育てると、乾燥を防止できます。また、半日陰を好むミツバにとっても、里芋の葉陰で育てるのがちょうどいいのです。

畑の周囲にフレンチマリーゴールド
マリーゴールドは植物の根につくセンチュウを防止します。特に、トマト、大根、カブなどの周囲に。

カモミール
一緒に植えると周囲の植物を元気にします。カリウム、カルシウムなどを蓄積し、あとで土に返す作用があるためで、キャベツやタマネギがうまみを増します。

ラベンダー、ローズマリー
強い香りで虫除け効果があるので、畑や花壇にぜひ取り入れて。