栽培ガイド

長崎ラベンダー



長崎県オリジナル品種。耐暑性が非常に強い2季咲きのイングリッシュラベンダーです。
耐寒性の強いことはもちろん、長崎でも容易に夏越しする驚異的な耐暑性を備え、年々大株となります。花色は明青紫で、1株でも十分に見ごたえのあるボリュームとなります。
関東以西では、5~6月と9~10月の2季咲きとなり、開花期間が約1ヶ月と長いため、長期間にわたって美しい花を楽しむことができます。
草姿はドーム状にまとまるので、庭植え、プランターなどどんな場所にもご利用いただけます。




●ジャパンフラワーセレクション2008-2009 花壇苗部門 受賞品種
※ジャパンフラワーセレクションとは、2006年4月からスタートした日本における統一的なお花の新品種のコンテストです。花き業界を代表する方々が、公正な視点で専門的に優秀な品種を選びます。「切花部門」「鉢物部門」「花壇苗部門」から、季節ごとの審査会で入賞品種を選び、年末には、「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」はじめ各賞を決定します。入賞品種は「JFS受賞マーク」が付与されます。このマークが付いている品種は優れた品種と推薦され、私たちが花や緑を購入する際によい品種を選ぶ目安となります。

学名:Lavandula ‘Nagasaki lavender’
タイプ:シソ科の耐寒性常緑低木
植え時期:春、秋(秋植えがおすすめです。)
草丈:30~40cm
開花期:5月~6月、9月~10月
日照:日向むき

栽培方法:
水はけと日当たりのよい場所を好みます。水は、土の表面が乾いたらたっぷり与えますが、過湿に弱いのでやりすぎに注意してください。
6月の花が終わった後に切り込んでおくと、秋に開花します。7月以降に刈り込むと株が弱る場合があるので避けてください。
肥料は、切り込んだ後に緩効性肥料を少なめに与え、特に窒素成分は控えめにしてください。