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ヒヤシンスとクロッカスの水栽培

ヒヤシンスやクロッカスは、水栽培でも花を楽しむことができます。子供たちの理科の勉強としてもよく利用されますが、根と芽が伸びるのを観察するのは楽しいもの。水栽培の方法をご紹介します。

水栽培用の容器(ガラスポットなど)に球根をセットし、球根の底が少し水につかる高さまで水を入れ、暗く涼しい場所に置きます。最初の1~2か月間は、戸外に出し寒さにあてるとよく発根します。10日に1回ほど水を取り替え、根腐れを防止します。市販の根腐れ防止剤や炭のかけらを入れると根が傷みにくくなります。容器の底まで根が伸びたら、水位を7~8分目に下げて空気の層を作ります。芽が伸びてきたら徐々に暖かく明るい場所に出します。
開花を楽しんだ後は、花がらを切り取り土に植え替えておけば、残った葉が養分をつくり球根を太らせるので、翌年もまた花を楽しむことができます。