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一才性について

花木や果樹の品種名で、「一才○○」というものがありますね。

一才サルスベリ、一才柚子、一才ヒトツバタゴ、一才サルナシなど、園芸ネットでも取り扱いをしています。

「一才」というのは、花・実がつきやすい、あるいは若木のうちから花・実がつくという性質を示しています。

たとえば一才柚子の正式な品種名は「花柚(ハナユ)」です。
「一才○○」は本当の品種名とは限らず、便宜的に使われているようです。
柚子(本柚子)は本来、苗木から育てて10年以上経たないと結実しない品種です。「花柚」は柚子とは別種なのですが、柚子に似た香りの実をつけ、しかも苗木から1~2年で実をつけはじめることから、一才柚子と呼ばれるようになりました。

早く開花結実するもの、という基準で品種を選ぶのでしたら、「一才」という名前はひとつの目安になりますね。