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花がらつみ


暖かくなってくると、お庭の花もどんどん咲き始めます。
ガーデニング雑誌で見るような、花いっぱいのお庭をめざすなら、欠かせないのが花がら摘み。
パンジーやストック、アリッサムなど次々に花を咲かせるものは、咲き終わった花をそのまま置いておくと種を結びます。そうすると、種に養分を取られて次の花に栄養が回りにくくなり、花数が減って花が小さくなってしまいます。また、花がらが残っていると雨などで腐って茎葉にくっつき、病気のもとになりますので、こまめに摘み取る必要があります。

パンジーやビオラは咲き終わった花を花茎の根元から手で摘み取ります。その際、花茎をつまんで前後に軽く揺らすようにすると根元から自然にポキッと折れて、株を傷めないそうです。ストック、アリッサムなどは花茎の付け根の葉からわき芽が伸びて次の花が咲きますので、わき芽のすぐ上で切り取ります。




アリッサムの場合はだんだん伸びて見苦しくなってきますので、伸びすぎたら地際から切り取るとわき芽が出てまたコンパクトな美しい株になります。