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日陰の庭に、おすすめの植物

ホスタ(ギボウシ) 
イングリッシュガーデンでよく使われるのですが、もともとは日本にもある山野草。ヨーロッパで品種改良が進んで、その数も何百種といわれています。オランダでは有名なホスタガーデンもあるほど、愛好家の多い品種です。
広い葉が美しく、葉の色合いやバラエティの豊富さ、そして初夏に咲く花、と魅力いっぱいですが、なんといっても半日陰のじめじめした場所でも元気に育ってくれるところがいいですね。
葉色が豊富なので、ホスタを何種か集めるだけでも変化のある美しいお庭になります。
そして、どの品種も初心者でもまず失敗はしない、といわれるほど強健です。
冬は地上部のない状態になりますが、春から秋まで、そして花も見ごたえがあります。

ヒューケラ(つぼさんご)
メキシコ原産のユキノシタ科の宿根草。日陰に強く、湿った場所を好み、しかも常緑なのでシェードガーデンにはぴったり。初夏に咲く花もきれいです。
葉の色は紫、緑、斑入りなどいろいろあります。耐寒性・耐暑性も強くて、育てやすいです。

エビネ
古くから山野草として栽培され、珍しい品種は1株数千円もするエビネ。でも野生種に近いものは手軽な価格で楽しめます。
ご紹介を始めたのは日本原産の品種の交配種なので、花色は地味ですが強健です。
シェードガーデンのグランドカバーとして、ぜひ試してみてください。

いずれも、鉢植えでも育てられる品種です。ベランダの日当たりの悪い場所でもお試しくださいね。