桜（サクラ）：熊野桜（クマノザクラ）実生苗4.5号ポット

2018年に紀伊半島で発見された新しい桜の野生種。国内で確認されている園芸品種でない野生種の桜はこれまで9種でしたが、クマノザクラはその10種目として9種目の学名発表以降、実に100年以上経ってからの発表となり、大変話題になりました。紀伊半島南部、熊野川流域の限られた範囲に自生していますが、熊野市周辺では個人が所有する畑や雑木林、道路際などでも見かけられ、あまりに身近すぎてそれが未発見の桜であることに気付くことが出来なかったといわれます。
開花時期が早く、自生地では早い個体で2月中旬ごろから咲き始め、3月中旬から下旬にかけて見頃となります。枝が細く柔らかい樹形はとてもやさしい雰囲気で、葉が開くよりも先に花が咲きます。花色は白～淡紅色で、自生地では単木よりも株立ちが多く見られます。

学名：Cerasus kumanoensis T.katsuki
タイプ：バラ科の耐寒性落葉亜高木
樹高：8～15m
花形：一重咲
花色：白～淡紅色
開花期：2月下旬～3月中旬ころ
栽培適地：東北地方以南
用途：庭植え
植え付け適期：落葉後の11月～12月下旬、または2月下旬～3月中旬
日照：日向むき

4.5号ポット植えの実生苗です。樹高は入荷時期により変動します。開花は1～2年後以降からとなります。写真は成長・開花時のイメージです。お届け時期により葉がきれいでない状態の場合があります。また配送サイズの都合上、一部剪定を行っての出荷になる場合があります。
※即席ポット植えの商品は鉢上げして時間が経過していないため、枝数や小根が少ない場合がありますが、生育に問題はありません。

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