ブルーベリー：大実ラビットアイ系5号3種セット（ウィトウ・オノ・オンスロー）

比較的暑さに強く、暖地での栽培にも向くラビットアイ系ブルーベリーの3品種セットです。関東以西の太平洋側でも庭植えで夏越しをさせることができ、夏の間もよく成長し、九州まで栽培可能です。ラビットアイ系は実が小さめの品種が多いのですが、この3品種は大実系です。また、ラビットアイ系ブルーベリーは1品種では実をつけにくいのですが、同じラビットアイ系の別の品種同士で受粉させるとたくさんの実がつきます。栽培の際は、この3品種を近くに植えてください。成長すると枝張りは最大で1m以上になりますので、庭植えの場合は1m以上離して植えるのがおすすめです。

セット内容（各1株）：
・ウィトウ5号ポット
・オノ5号ポット
・オンスロー5号ポット

品種特性：
ウィトウ
ニュージーランドで1994年に発表された品種。現在ではオノと並び、南半球の営利栽培の中心的な品種となっています。強い香気をもち、ブドウのような房状の実をつけます。果実は大きく、豊産種でたくさん実をつけます。実は甘味が強く果皮がやわらかめで繊細な印象です。樹勢が強健で育てやすい品種です。晩生種で、収穫期が8月～10月とたいへん長いのが特徴です。他の品種の収穫が終わってからも長く楽しめるので、おすすめです。

オノ
1994年に発表された品種で、南半球ではウィトウと並び、営利栽培の中心的な品種となっています。糖度11度、果重3.2gと糖度の高い大実品種。樹勢が強く、たいへん育てやすい品種です。香り高くおいしい品種です。8月から秋まで収穫でき、他の品種の収穫が終わってからも長く楽しめるので、おすすめです。

オンスロー
風味がよく、種のザラザラ感が少ないラビットアイ系の大実品種です。収穫期間が長く、極晩生です。ブルーベリー収穫の最後を飾る最晩生種となります。

タイプ：ツツジ科スノキ属の耐寒性落葉低木
樹高：1.5～3m
植付適期：秋～春
（最適期は上記のとおりですが、ポット植えの苗なので、真夏を除き年間を通して植え付け可能です）
開花期（関東標準）：4月中旬～4月下旬
収穫期（関東標準）：7月中旬～9月中旬
収穫量：1本から最大10kg
日照：日向むき

栽培方法：
日当たり、水はけのよい場所で、弱酸性土に植えてください。ピートモスやブルーベリー専用土など、土壌を酸性にする用土を混ぜて植え込むとよいでしょう。植え付けの際に堆肥や腐葉土をすきこみます。肥料は3月と収穫後に速効性化成肥料を、12月に緩効性有機肥料を施してください。
夏場の乾燥に弱いので、鉢植えの場合は用土の表面が乾いたらたっぷりと水遣りします。庭植えの場合は、夏場乾燥防止のため、根元に腐葉土などで厚くマルチング（覆うこと）するとよいでしょう。
3年以内の若い枝の先端を12～1月に切り戻すと、残された葉芽が伸びてよい結果枝となり、収穫量が増えます。
特に問題となる病虫害はありませんが、まれにミノムシやイラガが葉を食害することがあるので、見つけ次第捕殺してください。

お届けするのは、5号（直径15cm）ポット入り、樹高約20～30cm前後です。樹高は多少前後します。夏～秋のお届けは虫食いや斑点など葉がきれいでない状態の場合があります。 冬期は落葉状態でのお届けです。写真は成長・結実時のイメージです。
樹形や樹高、お届け時に出ている枝の数は多少個体差があります。ブルーベリーは毎年根元からシュート（新梢）が出て数年で枝が更新されていく植物のため、お届け時の樹形や樹高は株の成長時に影響ありません。状態の良いものを見計らいでお届けいたします。写真はお届けする株の一例です。

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