マット植物：ポテンティラ（ベルナ）のマット25cm×25cm　8枚セット（0.5～1平米分）

マット植物とは、深さ数cmの薄層基盤で成育させたグランドカバー用植物です。植物の根が互いにからみあい、1枚のマットのように取り扱うことができます。軽量で土量が少なく、施工が楽なため、屋上やベランダの緑化に便利です。(屋上やベランダなど、建物に敷設する場合は、必ず防根シートを敷いた上にウレタンフォームや屋上用の軽量土壌を敷き、その上にマット植物を並べてください）また、お庭の土の上に敷きこめばすぐにきれいなグランドカバーが完成し、ガーデニングにもおすすめです。移動も容易なので、イベント等にも利用できます。管理は水分を切らさないように気をつけるだけ。根域が限られているので草丈はコンパクトに収まりますが、伸びすぎた場合は適宜カットしてください。環境にあった品種を選べば、ほとんど手間がかからず何年間も景観を維持できます。
★秋～春先は葉の生え変わりにより葉が黄変していたり、落葉していたりと、見栄えの悪い状態でお届けとなる場合もございます。マットの中には根がありますので、ご了承くださいませ。★


マット1枚のサイズ（約）：縦25cm、横25cm
参考：8枚べた張りで約0.5平米、8枚市松張りで約1平米

品種：ポテンティラ（ベルナ）
バラ科の常緑多年草。世界各地に多数の品種があり、日本のヒメヘビイチゴなどと同じ仲間です。グランドカバーとして最もよく利用されているヨーロッパ原産のベルナというほふく性品種です。
イチゴを小さくしたような葉で株元から放射状にランナーを出し、非常に強健で早く広がり、密生して美しいマット状になります。常緑性ですが、冬季は葉が銅色になります。
花は直径1.5cmくらいの明るい黄色で春から夏にかけてたくさん咲き、その後花数は少なくなりますが秋まで咲き続けます。
日向でも半日陰でも育ちますが、あまり日陰になる場所では生育が衰えますのでご注意ください。日本の酷暑にも耐え、寒冷地では特によく育ちます。
★写真は春の開花時のイメージです。春以外のお届け時は花が少ない状態または、全く咲いていない状態となります★

学名：Potentilla neumanniana(Potentilla verna)
タイプ：バラ科の耐寒性常緑宿根草
草丈：5cm（這性）
開花期：5～9月
日照：日向または半日陰むき

栽培方法：
寒さと乾燥には強いので、日当たり・排水のよい乾燥気味の場所に植えてください。地面を覆うように伸び広がっていきます。多湿だと蒸れることがありますので、水はけよく管理してください。ほふく茎を切って挿し木すると簡単に増殖できます。