
Alpine Sunsetは良い香り |
初夏は一年のうちでもっとも多くの種類の花が揃う時期ですが、バラほど待たれている花はないでしょう。花の香りも、あまり重なると重苦しさを感じますが、バラはむせかえるほどの香りが重なっても下品になりません。その花びらは、化粧品、料理、クラフト、薬など多くの分野で用いられます。バラの花びらは、乾燥してもなお、その香りをとどめるため、サシエやポプリに用いられます。ダマスクやブルボンなど強く、かつ魅惑的な香りをもつバラからは、ローズオイルが抽出され、香水となります。
バラといっても、非常に強い香りを放つ種類もあれば、ほとんど香りのない種類もあります。バラを購入する際には、花の写真や樹形から判断することが多いようですが、もし香りも期待して植えるなら、商品説明で香りについての記載をよく読みましょう。品種名から、バラの本を調べてみるのもおすすめします。また、ご近所に気に入った香りのバラがあれば、名前を尋ねてみるのもよいでしょう。
ウッドラフ 学名:Galium odoratum
草丈20pにも満たない多年草で、グラウンドカバーに向きます。星型の葉は形よく、柔らかく、また植物体全体がよい香りがするため、きめ細かい香りの絨毯となります。初夏に、明緑色の葉の上に、星型の小さな白花をたくさん咲かせます。多湿は嫌いますが、日なたでも半日陰でも育ちます。尚、学名の種名にodoratusやodorusがついていたら、それは香気があることを意味しています。
夏の香り
ローズゼラニウム 学名:Pelargonium graveolens

ローズゼラニウム |
センテッド ゼラニウムのひとつで、原種は南アフリカ産ですが、その香りを得るため、ヨーロッパで17世紀から栽培され、交配を繰り返されてきました。その結果、センテッド ゼラニウムには、レモン、アップル、オレンジ、ストロベリー、バルサム、シーダー、フルーツ香など、さまざまな香りをもつ品種があります。
ローズゼラニウムは、草丈1〜1.5mになり、基部が木質化します。薄ピンクの花は春から夏にかけて咲き続けますが、花に香りはありません。香りは葉にあり、夏になると一段と強く香ります。