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続 生垣賛歌
日中でも、木陰を通る風は、まぎれもなく秋の気配を含んでいます。たそがれ時に散歩をすると、公園の木々や街路樹、家々の植物を、目で楽しむゆとりがでてきました。

家に表情を与える生垣と植え込みの組み合わせ
近頃感心するのは、着想が豊富で、かつ親しみやすいミックス生垣です。プロの手によるものばかりではなく、ガーデニング好きの方が、柔軟な発想で、徐々に作りあげた愛情あふれるミックス生垣もよく見かけます。
近年、日本は気温が高く、手間をかけずに植物を元気に育てるのは、難しくなっています。教科書では、九州や西日本といった暖かい地方向きと記載されている生垣も、関東地方でも生育環境が適切というほど、北限が上昇してきています。なるべく農薬を使わず、自分で楽しみながら手入れができて、盛夏にそれほど水を欲しがらない。そんな生垣は、自分の周囲の環境を知り尽くしたガーデナー一人一人が見つけていくものかもしれません。 今回も、いくつかの生垣植物を紹介しましょう。

涼しさを演出する生垣:プルンバゴ  Plumbago auriculata
常緑の蔓性植物。東京以南では、戸外で越冬する。葉は一年中、明緑を維持し活気ある生垣を形成する。生長が早いため、越冬前に寒風や雪に備え背丈を低くし、

青い花のプルンバゴ
早春には前年に伸びた枝を切り戻し、新たに美しい明緑の葉を得るようにするとよい。剪定に力を要さない。ただし、放置すれば直上方向へ育たないので、生垣として高さが必要な場合は、フェンスやラチス、チキンワイヤーの塀などに結びつける必要がある。3m以上生長し、密に茂るので、プライバシー保護用にも向く。魅力はなんといっても、真冬をのぞき、ほとんど常に青空色の花を咲かせ続けることにある。
青の花単独でも美しいが、青は他の色と混ぜてもうるさくならないので、ミックス生垣にも適している。建物の色が濃ければ白花を、建物の色が白ければ濃い紫の花を咲かせる植物を混植すると、華やかになる。多少日陰でも、元気に育つ。


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