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ほとんどクリームに近い淡い黄色のスイセンと、カナリア色のハマナス、たんぽぽ色のアリッサム(Alyssum saxatile)、黄金色のフリージアを比較してみましょう。4色に共通しているのは、黒みがまったく感じられないことです。クリーム(スイセン)とたんぽぽ色(アリッサム)には、青緑も含まれていません。黄金色とカナリア色には、わずかに青緑が入っています。クリームとカナリア色には皆無にして、たんぽぽ色には、わずかに感じる赤紫を、黄金色には強く感じます。この結果、同じ黄色い花といっても、印象も使い方も異なってきます。
このスイセンのような淡い色の場合、大輪であっても、一輪ではまったく存在感がないため、群植する必要があります。そして、曇りの日にはなぐさめとなり、月明かりのもとでは、やわらかなガーデンライトの役割を果たすでしょう。
カナリア色のハマナスは、軽快さを感じる午前中の陽射しに、健康的なきらめきを見せます。黄色としては、押しつけがましいところのない、さわやかさを持っています。 一方アリッサムは、一株だけでも、遠くから目をとらえるほど生命力を発散し、小さな子供のように周囲を暖かく明るく陽気にする力があります。朝の光と日中の強い陽射しに、黄色が冴え渡るでしょう。 赤みのある黄色いフリージアは、夕日に照らされると、その黄金がひときわ輝くのです。妖しさすら漂わせます。 コンテナ、ベランダ、花壇、ボーダー、庭の色彩計画の第一歩は、植物の色観察から始まります。 また花色は、土質、施肥、灌水など植物の環境によって微妙に異なってきます。鉢花として購入しても、地植えすると、花色に変化が見られることがよくあります。あなた色の花になるのも、楽しいことです。 |