庭の土壌改良にとりかかる
前回始めた庭づくりを続けましょう。植物を植える予定のエリアのガラを掘り出したら、ガラは雨の当たるところにまとめて放置すると、雨で泥が流され扱いやすくなります。さてこうして掃除した土ですが、黒くてふかふかしていますか?そうであれば、排水や乾燥の問題もないでしょうから、すぐに植えつけができます。しかし最近の都会の住宅地には、この黒くてふかふかした表土がまったくないことが珍しくありません。地力に富んだこの部分がなければ、植物は健康に育ちません。そこで9月までの6ヶ月が意味を持つのです。この間に、地力のアップをはかりましょう。土の状態によって改良方法は異なりますが、共通しているのは有機物を漉き込むことです。この時点で化学肥料を漉き込んではいけません。
手軽でおすすめなのは、キッチンの生ゴミです。現況は地面に植物が無い状態ですから、作業しやすいでしょう。地面をあちこち最低60cmの深さに掘っては、生ゴミを放り込んでゆきます。玉ねぎと鳥の骨、かぼちゃやアボカドなど種の大きいものは除きます。貝類は、貝塚というくらいで分解されませんから、入れる場合は細かく砕いてください。生ゴミを投入しては土をかけるを繰り返し、生ゴミと土をサンドイッチにすると、土中の微生物によって、分解が進行します。

尚、雨が少ない時期は、たとえ植物がなくても、庭に水やりをしましょう。有機物の分解を促進するとともに、土埃を防ぎます。お米のとぎ汁も歓迎です。ただし秋の植えつけまでに完全に分解するためには、6月いっぱいでゴミの投入は終了するのが無難です。これから真夏を経て、9月の植えつけ時期までには、黒いふかふかの土と化してくれます。
あるいは、庭の中で土を入れ替えるという方法もあります。たとえば、テラスの予定地の土が、バラを植えようと考えている土より良かったら、入れ替えるのです。ガラを取り除いた結果、極端に土が減ってしまったという場合には、ご近所で建築中の家があれば、土が余っていないか拝見させていただきましょう。基礎や地下室を造るために、土を捨てることがあります。この土が、黒くてふかふかしていたら、監督さんにお願いして頂戴しましょう。業者さんも費用をかけて処分しなければならないので、たいていはただでくれます。お礼に、おやつや飲み物を差し入れすれば、喜ばれます。
最後に花壇部分の仕上げは、土ふるいを用いて小石も取り除きましょう。
平面花壇の贅沢
灌木や宿根草を用いた花壇に比べると、一年草の平面花壇は花がらを摘んだり、季節ごとに総入れ替えしたりと手間がかかります。

ガーデナーにとっては贅沢なものです。だからこそお花の好きな方は、よく平面花壇を作ります。ところが、苦心の作が学校花壇に見えてがっかりというお話をよく聞きます。美しい魅力ある平面花壇を作るコツは、色使いにあります。さあ、ここでもあなたのファッション知識を生かしましょう。思い切って色を二色に絞り込む、植え込みの形にハートなどの具象的な図案を用いない。そうすれば華麗な平面花壇が生まれます。