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さらに、あなたの庭にぜひ欲しい植物の中で、生育条件の異なる植物を各種、少数株ずつ入手し、一回り大きな鉢に植え替え、庭のあちこちに置いて育ててみましょう。ご自分の庭との相性をみるのです。同じ種類の植物でも、たとえば日当たり、風通し、土の乾湿などの異なる場所に設置して比較してみましょう。尚、庭に鉢を置く場合、土の上にじかに置くと、排水が悪いばかりでなく、鉢底から根が伸びて、地面とつながってしまいます。石やコンクリ塊を鉢の下に置くとよいでしょう。この場合の鉢は、あくまで仮の住まいなので、不要になったとき処分しやすい鉢を選びましょう。
- さらに9月までは、庭の完成図面に向けて、土壌改良をはじめることになりますが、
以降の作業は次回号でお話しします。
- 造園業者にお願いする場合も、客土(きゃくど)前に、土を掘り返してチ
ェックしてもらいましょう。また、そのときは必ず立ち会いたいものです。お施主さんの庭にかける夢を親身になって聞き、将来にわたって病害虫の少ない健康な庭となるように準備を怠らないのが、良い業者です。
新築マンションで、ベランダ/屋上ガーデンをつくる場合
- マンションガーデンの一番の課題は、風と乾燥です。ベランダに水栓が設
置されていないところへ、乾燥に弱い植物を揃えてしまうと、水遣りだけでも大変な手間です。まず少数の植物を用意して、風害と灌水頻度を体験しましょう。たとえばバラは、夏場に朝晩大量の灌水を要します。
- ウッドデッキを、ベランダ/屋上の傾斜や形に合わせて設計し、固定して敷設する場合は、建物が梅雨を経験してからにしましょう。縁起でもない話ですが、建物に雨漏りが発生したときには、原因探しや修理のため、デッキを撤去する必要があるかもしれません。それは大変な労力です。ただし、パネル式で簡単にとりはずせる場合は、すぐに敷いても問題ありません。
冬に仕上げたデザインを、実現に移そうという方へのメッセージ
〔3月には、さみしく見えるくらいでちょうどいい〕
写真は、ロンドンにある庭園博物館の小さな庭の春の植え付け完成時です。なんともみすぼらしく、物足りない様子でしょう。しかし、これで十分なのです。植物を植えつけるときは、必ず生長時の大きさに風通し分の余地を確保します。
〔ゴールドクレストは燃えやすい〕
マツ類、ヒノキ類のように樹脂を多く含んでいる木は、火炎によって燃え上がるという性質を持っています。防火という目的のために植えるとしたら、これらはふさわしくありませんので、ご注意ください。ご自宅あるいは隣家のキッチンガステーブルのすぐ外なども、避けたいものです。