5月の栽培ガイド
ベランダ園芸
ベランダで園芸を楽しむ際のコツをご紹介します。 ベランダは、向きにより日照時間が限られます。通風もよくありません。洗濯物を干したり物を置いたりと多用途なので、園芸を楽しむには工夫が必要です。
まず植物の置き場所です。柵にプランターを吊り下げるのが一般的ですが、物干しとしても使う場所では邪魔ですね。こういう場合は建物の外壁を利用しましょう。壁面にトレリスを取り付ければ、つる性の植物をからませたり、ハンギングポットをかけたりとさまざまに利用できます。トレリスは強風に耐えるよう、ドリルで壁に穴をあけてネジで固定するのが理想的。穴をあけられない建物なら、プランター付のトレリスを壁に沿わせて配置します。
床や壁面がコンクリートのマンションの場合、夏の照り返しや冬場の冷え込みで植物が弱りがちです。鉢台やスタンド、ポットフットを利用して、鉢を床や壁面から離すようにしましょう。また、床に市販のウッドデッキパネルを敷けばそのまま鉢を置け、裸足でベランダにられて便利です。すのこを使う場合は、ガタガタしないように底にゴム製のシール(椅子の足などにつけるもの)を張るとgood。防腐処理にオイルステンを塗れば、長持ちします。
狭いからと、小さな花鉢やプランターを置くことの多いベランダですが、ちょっと物足りない。そんな場合は大きめの樹木の鉢植えを置くと、お庭らしくなり、狭いスペースに広がり感が出ます。 庇がありますので、樹木の大きさは鉢下から高さ2mまでで、成長の遅いものや、剪定しやすいものを選びます。月桂樹やオリーブは常緑樹で、刈りこみも自在にできるので便利です。また、株立ちの樹木(根元から何本か幹が出ているもの)は1鉢でもボリュームが出ます。鉢にトピアリーを組んで、アイビーやクレマチスをからませても、大きな木にかわるものができます。観葉植物を春から秋までベランダに出して楽しむこともできます。
ベランダに大きな鉢を置く場合、テラコッタでは重量があるので、荷重がかかりすぎてしまいます。軽量のプラスチック製のものが扱いやすく、移動も楽です。 樹木が成長してきたら枝や葉を剪定・整理しましょう。狭いスペースでは、葉が混んでいると暑苦しい感じがします。 雨のかからないベランダでは、葉がほこりなどで汚れてきます。時々葉をふき取るなどの掃除をしましょう。濡らして絞った軍手をはめた手で葉をはさみ、すっとなでるようにすると簡単です。根もとの鉢土には、アイビーや小さな草花を植え込むときれいです。
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