面白(おもしろ)は、蕾が開き始める時に、花弁の裏側の紅色が一時的に表面に見えてグラデーションを楽しめる、珍しい色合いのクレマチスです。開き切ると淡い桃色の花弁に桃紫色の覆輪となり、褐色の花芯とのコントラストも良い。
裏が赤く、表(おもて)が白いので“面白”と名付けられました。丸味を帯びた剣弁で、重ねがよく、花色と相まって非常に優しげな雰囲気を醸し出します。
比較的低めの位置から花を咲かせるので、鉢植えで、オベリスクやラティスフェンスなどと合わせて楽しみやすい品種。庭植えの場合は低めのフェンスなどに誘引するのがオススメ。狭い場所でも育てられます。
タイプ | キンポウゲ科の耐寒性落葉多年草(つる性) |
---|
草丈 | 1.5~2.5m |
---|
花径 | 12~15cm |
---|
花色 | ピンクがかった白色 |
---|
開花期 | 5~10月 |
---|
花のつき方 | 旧枝咲きの早咲き系(前年の旧枝に花がつく) |
---|
剪定 | 弱剪定 |
---|
・花後の剪定 | 花柄を摘み取る。新梢を2節残してカット。 |
---|
・2月の剪定 | 古枝に花芽を持っているので、枯れた枝を取り除き、芽の先端を剪定する程度。 |
---|
栽培方法:
根が下に伸びますので、植えつけは5号(直径15cm)以上の深鉢を用いてください。植えつけの際は根鉢をくずさないように深植え(地上部の1~2節が土に埋まるように)してください。後ろにトレリスを立て、つるを誘引してビニールタイなどで固定します。施肥により花芽が形成されますので、立派な花を咲かせるためにはクレマチス専用肥料などを1~2ヶ月に1回与えます。水遣りは鉢の表面が乾いたらたっぷりと与えます。クレマチスは水を好みますので、庭植えの場合も春~夏は最低週に一度は水遣りしてください。
詳しくは
クレマチスの栽培方法をご覧ください。
お届けするクレマチス(苗)は4.5号ポット入りです。
写真は開花時のイメージですが、お届けの際はまだ苗ですのでご了承ください。
なお、クレマチスはつるの性質上折れやすく、出荷には十分注意いたしておりますが多少の折れはご容赦ください。
また、冬季は「地上部がない状態」、もしくは「枯れた状態」でのお届けとなることがございます。
<花色について>
クレマチスは、肥料・日当り・温度などにより花色がかなり変化します。適肥・日当り・気温15~20度の条件下では鮮明な花色が出ます。
下記の写真は一例です。お届けをするのは1ポットです。